皆さんはディスペンサーって聞いた事はありますか？
飲み物や液体を一定量づつ取り分ける機械を、「ディスペンサー」だと思っている方が多いかと思います。
確かにそうした機械のことを「ディスペンサー」と呼びますし、間違いではありません。
しかしディスペンサーには他の意味もあります。それは「塗布装置」です。製造工場でディスペンサーというと、飲み物や液体を一定量づつ取り分ける機械ではなく、塗布装置がディスペンサーを意味します。
一定量の塗料を塗布できるディスペンサーの登場により、従来の熟練工に頼った属人的な業務から平準的な塗布ができるようになりました。
そのため工員をわざわざ育成せずとも、アルバイトや派遣の塗装工でも熟練工と同様の品質で作業ができるというわけです。
またディスペンサーは種類がとても豊富で、近年ではマイコン制御で自動塗布ができる製品も開発されています。
そうしたディスペンサーを開発しているメーカーは数が少なく大変貴重です。