ディスペンサーは色々な製品を製造する上で欠かせない、塗布装置です。
ですが製造に詳しくないと、実際にどういった製品にディスペンサーが使用されているか想像が難しいと思います。ですのでディスペンサーがどういった現場で活躍しているかご紹介します。
まずは「電子部品」です。電子部品とは緑色の基盤やモジュールです。こういった電子部品はアンダーフィルを塗布したり、微小部品同士の接着が必要になります。
手作業で精密部品を扱うのは難易度が高い為、モジュールがこうした電子部品の製造に活用されています。次は「自動車部品」です。ECU基板や防水用シール材の塗布、車体フロアへの制振材塗布の現場で活用されています。自動車部品は上述の「電子部品」より大きい部品を扱いますが、手作業ではマスキング作業が必要になるので、精密塗布ができるディスペンサーによって作業が効率化されています。
最後に「液晶モニター」です。液晶モニターは基盤やディスプレイの接着が必要になるので、ディスペンサーが活用されています。